リージョンフリーって 何?


DVDプレイヤーには,地域番号(リージョンナンバー)という,一般ユーザから見ると何とも身勝手な”ガンのような物”が付けられています。これは,仮にアメリカで作られた”ABC”という映画が,半年前に上映され,その数ヵ月後にDVDが売り出されたとします。売り出された時点で日本では未だ封切りされていないとしたら,そのDVDを入手すれば,封切前に全て見ることが出来るわけで,改めて映画館へ出向く人が減っちゃう訳です。そこで,配給元の会社を含め,こと映画会社関連はアメリカで発売されたDVDに「これはアメリカでしか見れないよ」といった番号(暗号?)を付けちゃう訳です。さらに DVDプレイヤー本体のPCで云うファームウエアーにも地域に合わせた番号(リージョン)を書き込んであるのです。例えば,アメリカで作られたDVDソフトがリージョン(1)ですから,それを日本の場合リージョン(2)とされたプレイヤーに入れても,リージョンの不一致で再生できないような仕組みになっているんです。
いわば,映画会社の都合に併せた規格のような物ですから,仮にこれを取り除いても法律的にどうこうの問題は生じないのです。
PC用のDVDプレイヤーは変更数は限定されますが,4〜5回はリージョンを変えることが出来る物もあります。
只,変更数が限定されている状態で,もし最後の1回をリージョン2以外に設定しちゃった場合,ファームウエアーを初期に戻さない限りリージョン2の日本の物は見れなくなってしまうこともあります。

そこで,前置きが長くなりましたが,問題のプレイヤー側のリージョンが限定数変更できるなら,いっそ限定も無い状態でリージョンを変更できるようにしちゃいましょーって,壮大?な!ある意味セコイ!計画を行ってみます。



*初級編(?)
ハード(DVDドライブ)のファームを書き換えずに簡単にソフトでリージョンをフリーにしてみましょう。



AnyDVD Ver.3.2.1.1
 

 ドライブにDVDを挿入した時点でリージョンコード(地域コード)とマクロビジョン(アナログ・コピープロテクト)を無効にしてしまうソフトです。
ですからドライブのファームウェアを書き換える必要が無いんです。
応用的な使い方としては、DVD2One等を使うときに、「SmartRipper」等のリッピングソフトを立ち上げてソース元のDVDデータをHDD上にコピーしておく必要が無くなりますので、「Shrink」と同じような感覚で4.38G位に編集出来ちゃうんです。
リージョンのフリー化と、リッピングが合体したものと考えれば、結構面白いソフトといえますね。只、メーカーサイトの書かれていた「オンザフライ」って、どういう意味?
ご覧のとおり、最新版では日本語化されていますので、初めての方でも簡単に使えると思いますよ。


     




*上級編(?)
ファームを書き換えて本格的に弄ってみましょう。


まずは,使用しているDVDドライブのRegion設定を見
てみましょう。
ドライブの情報なども詳細に見ることが出来るので、「NeroInfo Tool」 を使っています。下の画像を見ても特に難しい事は無いと思われますが、それでも表示が今一解りづらいようでしたら 「日本語化Tool」 も有りますので使ってみてください。






画像の一番下にある「RegionCode  2」が現在の設定値です。



次にRegionをFreeにする為の準備です・

「こちらのサイト」から使用しているドライブのfirmwareを入手します。

Download firmware と進みます。








各メーカーのリストが出ますので,使っているDVDのメーカーを選択します。




選択後,そのメーカーの製品名が出てきますので,必要なドライブ名を探し,RPCファイルをGetして下さい。
このとき,探しているドライブ名が見つからなかった場合は,素直に諦めるか,RPCファイルがUPされるのを待ちます。ま〜,余程人気の無いドライブか,最新の物でもない限りメジャーなメーカーの物であれば大抵見つかるとはおもいますが。




無事Get出来ましたら,実行してみましょう。



Enable」ボタンで,ドライブの元々のRegion設定になり,「Desable」でRigionをFreeに設定します。「Disable」を押した後で,「Neroinfo Tool」を再度実行し,Region 2と表示されていた部分が「ALL」と表示されていればFree化は成功です。
設定時に,対象となるドライブの確認だけはきちんとしておいてください。


さて,いよいよ大詰めです。
RegionをFree化しただけでは,DVDソースとコードが一致しませんから,再生は出来ませんよね。そこで,FreeになったRegionを替える作業に入ります。
この手のソフトとしては「DVD Region Killer」や「DVD Genie」が定番ですが,ここでは
「DVD Region Killer」でやってみます。まずは,ソフトをGetしましょう。
最新のバージョンは 2.7.0.2 になっています。

http://www.softpedia.com/public/cat/3/7/3-7-34/shtml

Getし,インストールが終了するとアタスクバーに常駐されます。この時点で「DVD Region Killer」自体が「Auto Mode」の設定になっていれば,DVDソースが2以外のものでも特に設定を変えることなく再生できると思います。常駐を外した場合はWindowsの「スタート」-「プログラム」で「DVD Region Killer」を立ち上げればOKです。試しにDVDソースをドライブに入れないで,手動でRegionを2とか3とかに替えてみて,先ほどの
「Drive Region Info」を実行してRegion番号が替わって表示されれば,

     お〜。出来たじゃん!!
      と,感動にも似た気分に浸れると思います。

又,対応するDVD再生ソフトも「PowerDVD」や「WinDVD」をはじめ,メジャー所のものは大抵使えるようです。更には,「DVD Region Killer」の特筆すべき機能として,Windowsの国識別コードさえも変更可能だそうですので,DVDソースからのチェックにも順応できそうですね。(未だ遭遇していませんので確認はしておりませんが。。。。)
尚,当然のことですが,Regionの変更回数に制限は有りませんので,ご安心を。

さあ! これで海外DVDも見放題だ!と気づいた貴方は,海外DVDをGetしようとネット中を走り回る事にならなければ良いのですが。。。。。(確かに海外DVDは安いですね)



Pioneer DVR-A05/Jでのやり方


URL http://forum.rpc1.org/portal.php
から
DVR-105 v1.30-RPC-1+2DVD-R+12xRip.zip をDLしまして,任意のフォルダで解凍すると,幾つかのファイルが出来ます。
本来,ファームウエアーがv1.3以前のものを対象にしているようですが,すでにv1.30にupされていても
UPGRADE.BAT」を実行するとDOS画面には ご丁寧に日本語で 「強制的に作業を進めている」 旨が表示され無事終了できました。
UPGRADE.BAT」 はDOS上での実行ファイルですので,Win2000/NT/XP等のOSでは,「コマンド・プロンプト」から実行してください。
v1.30では,DVDのRead速度の改善,Writeの改善等が挙げられていましたが,実際試したところ,等倍速のメディアに対しても2倍速で書き込みが出来るようになりました。等倍速と4倍速とのメディア価格差を考えると,2倍速で焼けるというのは,4.38Gを書き込む時間差がせいぜい14〜15分くらいでしたから,その間に飲む缶コーヒー代が浮いちゃいますね。
それにも増してのFree化が嬉しいですよね!

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